親として今できること(Day23)

娘の担当医師が、今後の事を話したいというので昨日、妻と病院で先生と話して来ました。

医者は、今後、気管切開してより長期間、呼吸器を持続させるようにしたいと言うつもりだったらしい。

でも、私たちは反対です。

娘の脳が死んでいる、いわゆる脳死の状態である事を、医師の言葉で確認しました。

そして、もうこれ以上、心臓を無理やり動かすなど状態を安定させる措置はしないでくれ、最低限体の形が崩れない程度の対応をしてくれ、と言いました。

つまり、脳死を越えて個体死になるようにしてくれという事です。

これをいう事が親として今出来る唯一の決断だと思っています。

これらの言葉を私たちがどんな気持ちで言ってるか、医療者は想像出来ているのかな。

あと、へらへら笑いながら対応されるのは不愉快だ、ともはっきり言って来た。

これから娘の体は下降線をたどり、近いうちにその時がくるでしょう。

でも、もう脳は死んじゃってるんだもの。

昨日の医師とのやり取りが何度も頭の中をめぐる。あの1時間くらいの私たちとの対話の中で、若い担当医は何か感じてくれただろうか。

まだ救命できたと思ってるのだろうか。すでに救命できてないじゃん。

マニュアル通りに行かなくて、面倒な家族だなと思ってるだろうか。

これまでの日々は何だったんたろう。
また、涙が出るようになりました。

これから、会社の先輩のお葬式にいってきます。
死ってほんとに個人的なもんだなあと思う。

では










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