悪魔(Day22)


この時間はいったいなんなの?

娘の状態は、
副腎皮質ホルモン放出ホルモンがでないから、おしっこの量も不安定で薬で制御している。
体温調節ができなくなってるから、体温で体の状態を把握することはできない。

これって、視床下部が壊れちゃってるんじゃないの?
脳波はフラット、まぶたもピクリとも動かない。

脳死でしょ

もう僕たちは娘は死んじゃってると思ってる。

なのに、点滴で栄養与えて、機械で呼吸させて、薬で代謝整えて、、、

なんのために?

死体を弄んでいると思えるよ。

いったん呼吸器つけたらはずせない。法律と倫理上。

脳外科医も早々とさじを投げている状態なのに、
呼吸器を勝手につけといて、いったんつけたらはずせないだと、、、

なんなんだよ、ずいぶん勝手で無責任じゃないか。

医者はニコニコしながら「安定してます」。

マニュアル通りに体が動いてさぞ満足だろうが、僕たちは、そのへらへらした態度が不愉快だ。
医療者が悪魔に見える。

医者は、僕らの気持ちなんて考えないのかな。
いつまで僕たちを苦しめるの?

「現代医療は地獄だよ。」とは妻の言葉。

早く死なせてやってくれよ。娘の魂も報われないよ。
早く供養させてくれよ。















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