買物依存 リボ払いの恐ろしさ

ほんとまいりました。
妻の買い物癖。。。

妻はうつ病なんですが、うつって波があるんですよね、落ち込んで何もする気がおきない時と、
ちょっと良くなる時を繰り返す。

ちょっと良くなったときに、大量の買い物をするんです。
妻はパートで働いていて、そこそこ稼いでいたから、買い物で発散するのは仕方がないかとは思っていた。

でも、2年前くらいの事件。
妻に渡している家族カード、これは日々の食料品とか生活必需品を妻が買えるように渡してあったクレジットカード。

あるとき、このカードの請求明細を見てびっくり、通販の買い物がびっしり。

2ヶ月間にわたって、合計してみたら25万円。

予兆

それまでに気配はあったんです。

僕が自宅でe-workをしていると、宅配便で荷物が届く届く。
1日で7つも届いた時が僕の知る最高記録。たまたま、僕が家で仕事をしていたときなのに、こんなに来るなんて。
当然妻には聞いてみた。買い物沢山しているみたいだけど大丈夫なのかと。
すると、妻は、「楽天オークションで小額のものばかりだから大丈夫」と。

でも、後で明細を見てみると、確かに数百円から2,3千円のものもあるけれど、
5千円を超えるもの、たまには1万円を超えるものがある。
チリがつもって総額25万円。

そもそも、自分の物を家族カードで買うのを内緒にしていたことに僕は憤ったんです。
自分のカードで買い物をしているとばかり思っていたから。
妻に問いただすと、「自分のカードが使えなくなったから」との答え。

つまり、そのときは既に妻のクレジットカードは限度額に到達していたということだ。
妻の部屋は、服や靴であふれかえっている。
服が無造作に積まれていて、ごみ屋敷のようだ。

妻は、使った分は返すからといって、毎月3万円ずつ僕に返済するようになり、
家族カードで自分の服などを買うことはなくなった。

あと1万円で、全額返済という時に、娘が脳出血で入院してしまった混乱で、最後の1万円はうやむやになった。

リボ使い込みの発覚

ただ、買い物の衝動は残っていたらしく。

しばらくして、

「お金がないの、いつもがんばってるからボーナスくれない?」

「いくら欲しいの?」と僕

「いっぱい」と妻

「いっぱいじゃ分からないだろ、10万円くらいでいいか」といったところ、

妻は不満そうな顔

「何に使うの??」と聞くと

「借金返済」と答える妻

「いくら借金があるんだ?」

また「いっぱい」と妻

はあ?おまえは数を数えられない原始人か?という言葉は飲み込み。

ここで、ああ、こいつリボで買い物してやがる。と気づいたのです。

家計のメインにしている預金口座の明細でも予兆はあった。
僕の名義の口座なんだけど、妻に代理人キャッシュカード(つまり家族キャッシュカード)を渡していた。クレジットカードの引き落としとか、光熱費や食費をここから払うようにしている口座です。
明細をたまたま見たら、たまに2万とか3万とかおろされていて、その後しばらくすると、3万円程度入金されている。

これも妻に聞くと、
「ちょっと借りたの、返すから」の答え

まあ、入金もしてるから返すつもりはあるのかなと、心配だったけど放置してしまった。

勝手な出金

そして、最近の出来事。
預金口座から18万とか、4万とか、結構な額がおろされているのに気づいた。
「いきなり知らされないでこんなにおろされると困るんだけど。」と何度か言ったが。
「返すから貸しておいて」の一点張り。
その後も何回か続いた。

総額で40万にはなった。

さらに。クレジットカードの明細を確認すると、先月に8万円を超える妻の通販の買物があった。

ホトホトまいりました、口座がマイナスになったら、別の本当のメイン口座(ローンの引き落としで使っている)から、お金を移してマイナスを埋めていたのですが、本当のメイン口座の残高はどんどん減っていく。ついにもうだめだと思いました。

すぐに、妻が家族カードを持っている銀行の口座に対して、ATMでの1日の出金限度額を1万円まで下げる措置をした。
僕は、この口座から現金を下ろすことはまったくないので大丈夫。完全に出金できなくしてもよかったと思っている。

共依存の入り口

こんな悩みがある、と僕のメンタルの主治医に言ったところ、

「それは家族の事だし、なにか手を打つべきではないか、手を打たないあなたの問題だ」と先生に言われた。

カードを妻に渡しておかないと、夕飯の買い物も現金を渡すというめんどくさい事になるし、もしかしたら、僕が買い物までしないといけなくなると思っていたけれど、

「問題を解決するにはトレードオフが必要で、それに目をそむけているあなたは共依存の状態」
と先生。

かなり自分が甘かったと思いなおした。

そして、妻にもうクレジットカードは解約すると宣言した。
僕の悪い癖だが、一言多い
「おまえは何でもタダだと思っているんじゃないの?携帯も電気も家も、今だって自分の部屋の電気はつけっぱなしじゃないか」
「そんなことはない、消し忘れてるだけ、あなただってトイレの電気つけっぱなしにするじゃない。」
くちげんかだね、、、

妻は急に不機嫌になり、次の朝も口を聞いてくれなくなった。
僕は、これは共依存に陥っているんだから毅然と対処しなくてはと、何度も反芻した。



うそから対話へ

次の日は、妻がどう考えているか、リボの残りがどれくらいあるのか、妻が買い物依存症だとしたらどう対処したらいいのかという事が頭がいっぱいで、妻といままでどおりに接することが出来るかどうかが不安で仕事にならなかった。

そこで、次のようなメールを妻に送った

----メールここから

昨夜は、カードの買い物のことできつく言ってしまって悪かったと思ってます。
でも、心配なんです。
給料はがっくり下がって、貯金を切り崩している状態だし。
あなたの借金がどれくらいなのかもわからないし。
必要なものを買わなきゃならないというのはわかるから静観してきたけど、病気からくる衝動買いならばなんとかしないといけないと思う。
メンタルクリニックのあなたの主治医と話した時は、買物依存性だった場合は自己破産させるのが一番いいと言ってた。
衝動的に買う前に、相談してくれたら、僕も協力するし、借金が多くて悩んでいるのなら助けてあげたいとも思ってるから、いくらの借金があって、何に使ったのか、そういうことを話してくれないかなあ。
どうすればいいか一緒に考えようよ。

例えば解決策として、通販で買うものは、自分のお金でやりくり出来る範囲にして、月に一回僕も休みを取って、一緒にどこかへ買い物に行くとか、そうやって買うべきもの買いたいものを一緒に考えながら買うとかね。

----メールおわり

夕方、帰宅途中妻からメールがあった
「法事に着る黒いズボン等を買ったので3万円貸してください、返すから」

「わかったよ、なにで買ったの、コンビニ払い?」

「そお」との妻の返事

だったら、請求支払い書が来てから僕が払ってくればいいやと思って帰宅。

帰宅すると、
「ATMでお金おろせなかった」と妻

そりゃそうだ、1万円以上引き出せないようにしたのが功を奏した。
妻は、僕のメールの返事を見てすぐにお金を下ろそうとしたらしい。

僕は、品物届いたの?届いてから請求書を持って僕が払ってくるよ。
そのズボンはいくらなの?と聞いた
「1万5千円くらいかな」
じゃあ、1万5千円でいいじゃないか。商品はまだ届いてないようだ。
「でも3万円いま貸して欲しいの」と妻。

妻の態度がなんかおかしい。つじつまが合わない。

「なんで今なんだよ、品物が届いてからでいいじゃないか」
「でも3万貸して欲しいの」

ここまで来て、はっきり分かりました。
ははあ、誰かに借りてるな

「ちょっと、変じゃないか?1万5千円の支払いは今じゃなくてもいいし、3万円ということはおかしい。誰かに借りてたりするのを返済しなきゃならないって事じゃないか?」

やはり、そうでした。
ズボンを買ったお金が必要だということにして、とりあえず3万円を手に入れて、友人に返済しようとしてたのです。

とりあえず、今は持ち合わせがないから明日用意する。友達には返すように、
パートの給料が入ったら、すぐに僕に返すようにと約束しました。

てな感じで、妻のうそが明らかになり、本当にどうしようかという話になりました。
いったいいくらリボの残りがあるのかも明らかになりました。
限度額ぎりぎりまで使っていて、月々3万の返済、しかも手数料がプラス8千円!
なんちゅう酷い仕組みだ。こうやって多重債務の借金地獄に陥っていくのか。
まんまとカモられてる。

ということで、今後どうするか、まずはリボを解消する方法を考えましょうということになりました。
リボの手数料がもったいないから、なんとか僕が肩代わりをして返済して、僕に月5万の返済をするということで今は考えています。
預金口座からおろした額と、クレジットカードの残額。あわせたら軽自動車が買えるくらいの金額です。

妻の言い分

うつがひどかったときに、激やせしていたのが、今年に入って落ち着いてきたら、だいぶ太ったので、前の服が着れなくなった。
下着からなにから全部買い換えなきゃならなくなって買いまくったようです。
うつが酷くて寝込んでいるような時は何もしたいと思わないんだけど、ちょっと良くなると、通販サイトに行ってしまう。
ネットの通販で買い物してるときは、とてもいい気分で、どんどん買ってしまうそうです。
妻も、やりすぎだったという事はわかっているようです。

もう、むだな買い物はしないと言ってくれました。

ただ、繰り返さないように、カードを持たないようにするなど手を打たなければならないと思ってます。

妻の部屋
妻の部屋反対側























妻の部屋には着ない服がどっさり

では


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