景気と残業


9月25日(土)の日経新聞朝刊のトップに、「トヨタ 人材育成へ残業解禁」という記事が載っていた。トップ記事にもってくるというのはそれなりのニュース。

これまで原則禁止状態にしていた残業。これから業績が上向きになって業務が増えても、中堅社員が人材育成をする時間を確保して、通常業務を残業で行えるものにするというのがこの記事の趣旨。
でも思ったのが、人材育成って結構重要な業務なんではないか?この記事を見ると、この会社は残業はあたりまえな事、人材育成は優先度が2番か3番に位置づけられているのだよ、ということを発表してしまっているように見える。つまり、仕事が暇な時は人材育成をする事ができるが、業績が良くなって仕事が増えたら、残業しないと人材育成はできません。って見えるのです。残業と言う言葉が浮いてしまっているんだよなぁ。

わざわざトップ記事に選ぶというのは、新聞社のデスクの考えなのだろうけど、この新聞の多くの読者はどのように受け止めてるのだろう。景気が回復してきているという日経新聞のメッセージだとしたら、何か表現の仕方がまちがっているような気がしてならない。

ま、新聞ってそんなものか…

以上、私の個人的な感想です。

では~

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