「ビッグツリー 」 佐々木常夫

この本の著者の生き様を理解できない人も多いと思う。理解したと思っても、どこまで理解できているかはわからない。でも、それでいいんだと思う。

僕は、この本を読んで、とてもリアルな共感を懐いた。でも、たぶん2年前の自分が読んだとしてどこまで理解できたか?多分世の中にはすごい人がいるなぁ、俺も頑張らなくちゃ位のありきたりの感想しかもたなかったかもしれない。

僕にとっては、あまりにもリアルで、著者がどれほど壮絶な苦しみの中で生きてきたかというのがいたいほどわかる。
電車の中でこの本を読んでいたが、何度もあふれる涙をこらえた。

私は著者とは違う運命の受け入れ方をしているけれど、根本に流れるものは同じように思える。責任と無償の愛。そして自分自身の生を謳歌する事が希望につながる。

希望をもたせてくれた。

でも人の苦悩と幸せは相対的なものだから、この本を読んだみんなが理解でき、共感できる必要は無論ない。

それぞれの人の苦悩はそれぞれに深く、それぞれに幸せも大きい。

私を助けてくれている皆に感謝。

では~

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