協議離婚で決めたこと 離婚協議書も自作
離婚の話します。
離婚は結婚する時よりもずっと大変と聞きます。
確かにそうでした。
慰謝料なし、弁護士なしの協議離婚へ
慰謝料とりたいくらいの妻の問題が繰り返されたため、財産分与を慰謝料で相殺して、出て行ってくれって気持ちはありました。
慰謝料をもらうとなると、相手の非を客観的に証明できる証拠が必要になります。
不貞があったことが明白であっても、証拠がないとなかなか難しいんです。
その時に相手が非を認めていて、離婚に合意していたとしてもお金のことで後々もめるかもしれない。
不貞以外の事だとして、例えば配偶者が重大な犯罪を犯したとしても、それだけを理由に離婚することは難しいようです。
夫婦は協力して、婚姻関係を維持しないとならんのです。
第二十四条
婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
中学生の子供もいるし、僕としては今住んでいる住居は手放したくない。
高校受験を控えた子供に引っ越しで負荷をかけたくないというのもありました。
友人の弁護士に相談したところ、財産分割して、妻にも今後の生活で安心感をもってもらい、円満に離婚しようという事に。
僕も、できる限り譲歩して、離婚の条件を整える事にしました。
正式には、離婚協議書というものを作り、残しておくのがベストなのですが、離婚協議書に盛り込むべき事を、とりあえず文書にしました。
この辺の仕事は、通常は弁護士さんに頼むことですが、僕は弁護士には頼まず、自作で離婚協議書を用意するつもりで進めました。
離婚協議書に盛り込むべき事は
財産分割、子供の親権、子供の面会、慰謝料、といったところでしょうか。
財産分割を分割で
一般的には、ローンが残っている住宅を売り、ローンを清算。
預貯金や高額な家財があれもそれも資産として計算して、婚姻生活の為に借りた借金があれば、それも資産と相殺して、残った資産を、50%ずつで分与となります。
それぞれに借金があり、もう借金はそれぞれの責任にして、財産分割には入れないという事にしました。
でも、家は息子と僕でしばらくは住んでいたい。
友人の弁護士に相談したところ、自宅マンションを売った場合にどれくらいになるのかを見積もり、
ローン残高と相殺して残るであろう売却益を算出。半分にして分与の額を決めるという事にしました。
売却しないと現金が用意できないので、分割で10年くらいかけて払えばいいよ、それなら奥さんも安心感あるでしょと。
それくらいは、普通に離婚して養育費として払い続けるケースもあるから、しょうがないよね、と弁護士さん。
不動産業者に査定をしてもらった方がいいのですが、とりあえずは、売りに出ているこのマンションのチラシの販売価格を目安に決めました。
子供の親権
僕は子供の親権の為に、長い間結婚生活を維持してきたのかもしれません。
もちろん、いろいろな妻の問題に対して、時間をかけて解決に向かえば、家族として続けられるという希望はもっていました。
子供が15歳になれば、裁判所で子供の意思が確認されて、どちらの親についていくかは子供の意思が尊重されます。
まだ、ぎりぎり15歳になっていなかったので、不安がありましたが、中学生だったら15歳になる前でも子供の意思を聞いてくれるらしい。
息子と二人で生活していける事になり、僕はやっと安心して今後の人生を歩めると実感しました。
子供との面会
息子はスマホを持っていて、ラインも使っています。
勝手に連絡することもできるので、子供の意思に反さない限り、連絡とるのはいいし、会うのも妨げませんとしました。
離婚してからも、ちょいちょいラインで連絡してくるみたいですが、息子はちょっと対応するのが面倒くさそうです。
これまでほったらかしだっだくせに、、という感じらしいです。
それでも、母と子の関係は切っても切れない事実なので、それだけは尊重するつもりです。
名字の決め方
妻の事情もあって離婚届の提出が早まったのですが、離婚は双方の意思なので、理由などは役所では何も聞かれません。(当たり前か)
婚姻届に協議離婚か調停離婚かを書くところがあり、協議離婚であれば、他の資料なども必要ありません。
離婚後に旧姓に戻るかどうかは、離婚届を出すときに決めます。
後で旧姓に戻すこともできるのですが、裁判所の許可が必要だそうです。
そんないろいろ大変な事がありましたが、僕のケースが誰かの参考になればいいなと思います。
ではー
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