誰かを待ってるのだろうか(Day42)

「娘は誰を待ってるんだろう」
とは妻の言葉。

娘はまだ病院で心臓を動かし続けています。
少しずつ、娘がお世話になった人に、病院に来てもらっています。

これまで悩んだけれど、息子にも、娘に会わせました。やはり、お別れは必要だという事で。

もしかしたら、娘は、親友にお別れがしたくて、今も生きているのだろうかとも思う。

学校の友達は、娘の本当の状態を知らない。子供たちがショックを受けるだろうから、子供たちに娘の事を伝えるのは学校に任せてます。

こないだ緊急地震速報があったときに、娘の携帯に娘の友達からCメールが届いてたのに気づいた。
「元気になったらまた遊ぼうね」
というようなメールだった、今も返信出来てなくてごめんなさい。

新学年、娘は5年生のクラスの名簿に名前が載りました。校長先生が5年生の教科書を用意してくれましたが、受け取りませんでした。

また、今日は息子の入学式でした。
学校に提出する家庭の調査書。
同居家族の欄に記入しようとして、ふと手が止まった。

まだ生きてる。
娘の名前を書く。
なんというか、複雑な感情がこみあげる。

あの、雪の降る日から6週間経って、季節が変わった。

桜が咲いたよ。
弟が1年生になったよ。

では



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