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授業参観(Day60)

今日は息子の授業参観でした。 こういう行事がやたら疲れる。 念のため娘のクラスにもいってみたけど、娘の分の机がひとつ空いていました。 名簿にも名前は載っているけれど、娘の姿はそこにはない。 そんなことわかりきっているのに、なんで娘のクラスを見にいったのか、自分でもよくわからない。 息子は一年生のクラスで国語。 あいうえおの発音の練習。 退屈そうだった。簡単すぎるのかなあ。 もう5月の連休だよ。 娘の心臓はいつまで頑張るのかな。 もう頑張らなくていいんだよ。 では

学校(Day52)

今日は、これまで娘の担任をしてくれた先生たちに娘に会ってもらった。 1年生と2年生のときの先生は、大きくなったね。って。 3年生のときの先生は、やっぱり顔を見れて良かった。って。 もしよければまた会いにきてくださいって言った。 いいよね。 もしかしたら、僕ら親よりも娘と接してた時間が長かっただろうし。 冷たくなってからじゃさみしいもの。 2月の授業参観では教室で立方体をしっかり作ってた娘なのに。 では

(Day49)

今日で49日目。会社に行くまえに、ちょっとゆっくり娘に会いにいって来た。 ここしばらくの間に、娘に会いに来てくれた皆さん、ありがとう。 みんな僕たちにかける声もないんだろうけど、 ある友人が電話をくれてかけてくれた言葉。 「かけることばもないんだけど、奥さんとかお前が早く元気になってほしい」 この言葉がいちばんこころに染みた。 まだ娘は病院でがんばってます。 誰かを待ってるのかなあ。 では

誰かを待ってるのだろうか(Day42)

「娘は誰を待ってるんだろう」 とは妻の言葉。 娘はまだ病院で心臓を動かし続けています。 少しずつ、娘がお世話になった人に、病院に来てもらっています。 これまで悩んだけれど、息子にも、娘に会わせました。やはり、お別れは必要だという事で。 もしかしたら、娘は、親友にお別れがしたくて、今も生きているのだろうかとも思う。 学校の友達は、娘の本当の状態を知らない。子供たちがショックを受けるだろうから、子供たちに娘の事を伝えるのは学校に任せてます。 こないだ緊急地震速報があったときに、娘の携帯に娘の友達からCメールが届いてたのに気づいた。 「元気になったらまた遊ぼうね」 というようなメールだった、今も返信出来てなくてごめんなさい。 新学年、娘は5年生のクラスの名簿に名前が載りました。校長先生が5年生の教科書を用意してくれましたが、受け取りませんでした。 また、今日は息子の入学式でした。 学校に提出する家庭の調査書。 同居家族の欄に記入しようとして、ふと手が止まった。 まだ生きてる。 娘の名前を書く。 なんというか、複雑な感情がこみあげる。 あの、雪の降る日から6週間経って、季節が変わった。 桜が咲いたよ。 弟が1年生になったよ。 では