僕が保育園の年長のとき、大きくなったら何になりたいか、て問いに「タクシーの運転手」って書いたのを今でも覚えてる。 理由もちゃんとあって「東京中を走り回れるから」。 物心ついたときから周りの子供がいいそうな事をあえて外して答えるというひねくれた奴でした。単なる天邪鬼なだけだった。今でもそんな性格は残っていて、そのせいでなにかと生きるのが苦しくなることもある。 実はこの夢は、僕の中では数年前に完了している事になってる。 車の運転は好きだし、自信がある。ビビりな性格もあるので、無謀な運転もできないし、慎重なほうだと思う。そして車の二種免許も取得した。 十分なお金の蓄えができて、子供も自立したら、マレーシアあたりのリゾートの島に移住して観光客相手にタクシーの運転手をしてみたい。なんてことを考えてた事もあった。 でも最近は、次の目標は何だろうって、まじめに考えるようになった。 趣味的なところでは、セスナ機の免許をとりたい。きっと、すごい面白いとおもう。飛行機を運転してみたい。 バスの運転も面白いんだけど、趣味でやるには敷居が高いし、仕事でするにも以外とむずかしいんではないかと思う。 特に路線バスの運転手は高い技能が必要とされる職業だと思う。もっと尊敬されていいと思うんだが、バスの免許を持ってない人にはなかなかわからないだろう。 話が逸れたけど、中学生くらいのときには、木星に行ってみたいと友達との雑談でつぶやいた事があった。 あるクラスメイトが、その話を聞いて、「実現を目指して夢にしておけばいいよ、できるかもしれないよ」って。 その会話がなかったら、とっくにそんなこと忘れていたと思う。 ふとしたときに、ああ、僕は木星を真近に肉眼で見ることが夢だったんだって、今でも思い出すことがある。 あの友人の一言がこんなにも長い間僕の心の中に残っているなんて、すごい。 言葉がどれだけ大きな影響を与える可能性があるかということだ。 こんなことを、昨日読んだ堀江貴文と勝間和代の対談本を読んでいて、感じた。本当に宇宙に行けるようになるかもしれないな。 医学を目指したかった事もあったし、大学は私立だったら薬学部と決めていた。 うっかり理学部の物理を受けて受かってしまったんだけど、入ってからは辛かった。勉強はわからないわ、朝は起きれなくて語学を落とし